コサメビタキ

スズメ目ヒタキ科(Muscicapa latirostris)

全長約13cm
夏鳥
平地から標高1,000mくらいまでの明るい落葉広葉樹林にすみ、樹幹部の空間で、飛んでいる昆虫をとっている。高い枝や電線にとまっていて、昆虫が飛んでくると、飛び立って捕える。枝から枝へすばやく飛び移るが、とまっているときには身体を動かさない。繁殖期にはオスはきしり声でさえずる。
サメビタキ属3種(サメビタキ、エゾビタキ、コサメビタキ)の中では一番小さく、下面はもっとも白い。また、翼の筋は不明瞭でほとんどみえない。キビタキのメスおよび若鳥とは、キビタキのほうがオリーブ色が強く、特に下面は白く見えないこと、尾には褐色味があることで見分けられる。


撮影日 4月29日、撮影地 大神保町 撮影日 4月29日、撮影地 大神保町


 戻る